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2016年8月の7件の記事

2016年8月31日 (水)

いよいよ本題!2016年・槍ヶ岳・その1

いよいよ本題。

今年、2016年8月4日~7日の槍ヶ岳3泊4日の記録です。

 

過去3年の不甲斐ない山登りを反省して、昨年、山から戻って体力づくりを始めました。

食事はゆるい糖質制限、なるべく腹八分目。週2のジョギングと筋トレ。

体脂肪が「肥満」から「標準」になりました。

 

そこそこの体力がついてきたところで、今回の山行計画。

 

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青字が行ったところ。

 

過去の教訓から、「自分が思ってるほど体力はない」ということを知っているので、

一工夫した計画になってます。

1泊目は槍沢(テント泊)、2泊目は槍ヶ岳山荘(小屋泊)、3泊目に槍沢(テント泊)。

ポイントはテント張りっぱなしで槍ヶ岳へ1泊で行くこと。

 

本格的な山登り部分は、軽い荷物で行くのです。('ー') フフ

荷物が軽いのであれば、楽しそうな東鎌尾根から槍を目指しましょう!

 

8月3日。犬達をお昼に預けて、高速にのって松本へ。

コンビニ寄って、お風呂(竜神温泉せせらぎの湯)に入って、沢渡の駐車場で車中泊。

翌朝、始発のバスに乗って上高地へと向かう予定。。。。

 

★ 1日目 ★ 

予定だったが。。。

始発のバスの時間を勘違いして寝坊。

でも間に合いそうだったからバス停まで走る。

バス停と思しき場所についてみれば、上高地行のバス乗り場は引越したと書いてある。

ガ━━(゚Д゚;)━━ン! ナニサー!

 

気をとりなおして、近くにいた山登りのご夫婦を誘ってタクシーをつかまえました。

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前のバスが乗りたかったバス。

我ながら見事なリカバリーである。

 

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上高地 6:00

 

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横尾 9:30

 

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沢沿いの道は適度な木陰と、涼しい風で快適です。

 

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槍沢ロッジ 11:30 韓国からの登山客が多い。

テントの受付を済ませます。

翌日はテントは張ったままで、槍ヶ岳山荘へ泊る旨を一応伝えておきます。 

夜のビールはここで買って、テント場の沢の水で冷やしておきます。

 

 

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ババ平 13:00

登山道の両脇にテントスペースがあります。

そこがいっぱいになると、沢へ降りたところにも張れるスペースがあります。

平で快適。でも快適の一番の理由は・・・

 

 

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新築トイレ。もちろん男女別。快適~。

 

周囲のチェックが終わったところでお昼ご飯。

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チャーシュー麺。

夕飯はパックご飯とレトルトカレー。糖質メイン。

 

以前はアルファ米中心の軽量食料を中心に食料計画を立ててましたが、

今回は重たくても日常でも食べているものを持って行きました。

若い頃と違って、疲れると食欲が落ちてなんでも美味しいという訳にはいかなくなった。

 

私の体重+荷物で山登り6時間する場合、3,000kcal~4000kcal必要だそうな。

そんなに食べられないよ~。

今回は疲れて食欲が落ちることも考えて、出発の2、3日前から食事を多めにとりました。

 

体調万全、お腹もいっぱい。あとはぐっすり寝るのみ。

 

つづく

 

 

 

 

 

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2016年8月26日 (金)

2015年夏・唐松五竜・その2

前記事: 2015年夏・唐松五竜・その1

 

唐松から五竜の間には・・・「牛首」という難所があります。 

唐松山荘を出てすぐ、こういう岩場が続きます。

 

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もちろん、下スッパリ。

 

そういば私、テント泊装備でいわゆる「難所」って通過したことない。w( ̄△ ̄;)w

・・・ってここで気付いた。

 

 

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今回の山行、ゴンドラ使ってランランラーン♪って思ってたあさはかなワタクシ。

バカバカバカー<(゚ロ゚;)>

 

 

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しかも事前トレーニングなしのため↑激しい筋肉痛の二日目。

大腿四頭筋のふんばりがきかないので、緩傾斜でも前向きには下れない。

だって止まれないから。

これが下界なら、筋肉痛で命がけにはならないけど、この状況下はだいぶマズイ。

すごく怖かったよ。

 

 

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なだらかな道のありがたみが身にしみる。

あの雲の向こうに。

 

 

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五竜山荘、その奥に五竜岳。

 

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唐松に比べてテン場の配置もカラダに優しい。

 

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夕焼けがキレイでした。

 

そして又夕飯の画像がないのであった。。。。

 

翌3日目。Yondaさんだけ五竜岳に向かう。

もう私の脚は限界です。下山の体力を確保しなくては帰れなーい。

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ここからはYondaさんのソロ登山。

五竜岳、ゴツゴツしてて楽しそう。

私はテン場から、Yondaさんの服装を目印に目視で確認できます。

 

 

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あ~いいな~頂上。

 

 

 

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鹿島槍が見えるんだって。

 

Yondaさんの帰宅を待って、テントをたたんで下山します。

 

長い長い遠見尾根へGO!

 

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眺望は抜群。。。そんな景色を楽しむ余裕などない訳で・・・

結局コースタイム3時間50分を5時間かかって下山。

リフトが見えた時の安心感たら、_l ̄l●lll ハア・・・。

 

エスカルプラザで飲んだコーラが美味しかったです。

 

■ 完 ■

 

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2016年8月25日 (木)

2015年夏・唐松五竜・その1

突然のシリーズ化になってます。

 

ハイ。・・・記事を書いている今は2016年です。

 

今度は2015年8月4日~7日の筋肉痛登山の記録です。

 

過去2年のイマイチな充実度の山登りを経て、ヤル気が湧いてこなかった2015年。

この年は、トレーニングというものをほとんどしていません。

アラフィフが全くトレーニングせずに山に登るとどうなるのか。。。

しかもここ数年の著しい体重の増加・・・( ̄_ ̄ i)タラー

 

2015年のコンセプト → 唐松・五竜3泊4日

 

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往復にゴンドラを使えばなんとかなるんじゃな~い。(^▽^)/みたいな。

 

毎度のことながら、犬達を預けて出発すると、当日は登山口まで移動するのがの精一杯の我が家。

初日は八方池山荘で一泊します。初めての相部屋宿泊です。

 

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6組布団が敷かれる2段棚の上段。Yondaさんと二人使用。

同室の方もマナーの良い方だったので、快適に過ごせました。

 

廊下をはさんだお向かいの部屋は和室の個室仕様。

その日はおじさんグループが宿泊していた。

夕食後の歓談でしょうか、声が大きくてうるさい。

せめて部屋の引戸を閉めてくれればいくらかましなのになぁ~。

早く寝てくださーい、と思いつつ横になっていたら「ピシャッ」という音が!

誰かがおじさん部屋の引戸を閉めたらしい。

閉める勢いからいって、おじさん部屋以外の人でしょう。

その後は静かになりました(笑)。勇気ある行動に心の中で拍手~♪。

 

 

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翌朝は、朝食をお弁当にしてもらって出発。5:10

 

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おかず充実の朝ごはん弁当です。

山小屋も楽でいいな~と思いました。

 

まずは八方池へと向かいます。

 

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白馬三山が映ります。

あ~お天気がいいってスバラシイ~。

 

 

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八方池山荘から唐松頂上山荘まではコースタイムで3時間半。

かなり余裕のスケジュール。

この後はテント泊2泊の予定なので荷物は12キロくらいあります。

 

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10:10 唐松頂上山荘到着。画像右上の唐松岳までは往復35分。

( ̄_ ̄ )。o0○( なぜかお決まりの山小屋看板の画像がない 

 

テント場はつづらおりの道に点在してます。

稜線上の小屋なので、水は天水を売ってもらいます。

トイレは小屋の中のトイレが使えるので、男女別かつ清潔。

 

ただテン場と小屋の高低差に若干問題があるけれど・・・ 

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テントの背後に小屋。

 

 

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テントの前には立山連峰。

 

さあ、夕飯は何を食べたんでしょうか。

画像がありません。。。。画像がない場合はたいてい疲れている時。

ここ数年、やっぱり体力が落ちているんでしょうね~。しかも運動らしい運動もしてない。

 

結果、翌2日目に激しい筋肉痛に見舞われるのあった。

 

 

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朝、筋肉痛のカラダで頑張って登った唐松岳山頂から。

小屋が見えます。テン場との高低差も分かりやすいね。
 

次の目的地は五竜山荘。

唐松山荘から五竜山荘までは、コースタイム2時間半。

稜線だからアップダウンは激しくないし、初級者OKコースではある。

そんなサラッとした情報からワタクシ、あなどってました。

 

行ってみて大後悔。

 

つづく

 

 

 

 

 

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2016年8月24日 (水)

2014年夏・奥穂高岳?・その2

前記事: 2014年夏・奥穂高岳?・その1

 

天気が悪いのはしょうがない。

涸沢では楽しくなれないけれど、徳澤は楽しい。

 

 

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あ~幸せ。

 

お天気も上よりはイイ。 日が出ることもある。

 

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隣のテントのおじさんが、「青空だよ!太陽だよ!」ってやたら感激していたので、

下界もよほど雨に降られていたんだね。

 

 

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のんびりワインを飲んだりして。

徳澤ロッジでは夕方にお風呂に入れるのも嬉しい。

 

計画では山で3泊する予定だった。

でも結果、涸沢、徳澤で計2泊。

最終日は松本で1泊しようとホテルを取っていたけど、日程が合わなくなりキャンセル。

夏休みシーズンに宿泊日の変更など出来るわけがない。

がんばって一気に家まで運転して帰るか・・・う~ん。

 

松本市内に戻り、観光案内所で泊まれるところを探してもらいました。

やっぱりネット検索より地元ネットワークが頼もしい。

紹介されたのは「梧三荘」 。いや~いい宿でした。

学生の合宿とか、工事関係者の長期滞在向けの宿。

昭和な雰囲気が落ち着く~。翌朝のごはんも和食で美味しかった。

 

夕食は松本の夜を楽しもうと、観光案内所のお姉さんに飲み屋さん聞きまくり。

 

 

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当然馬刺しでしょ。観光案内所お姉さんイチオシの萬来へ

実はこの年から3年連続で行ってます。

 

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ノスタルジックな松本の路地。

ほろよいでフラフラするのが楽しい。

 

全く予定通りではなかったけれど、いい旅になりました。

 

 

■ 完 ■

 

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2016年8月23日 (火)

2014年夏・奥穂高岳?・その1

むかし話シリーズなのか・・・!?

 

何度も言うよ・・・記事を書いている今は2016年です。

 

今度は2014年8月4日~7日の雨に負けた登山の記録です。

 

まず前年(2013)の失敗登山の敗因を反省。

・深夜移動を避ける。

・登山前日の睡眠はしっかり。

 

8月4日はスーパーホテル松本駅前に一泊。翌朝に上高地へ移動。

 

目指すは涸沢経由奥穂高岳! 過去の戦績は・・・

2007年秋 →穂高岳山荘まで登って、雨で撤退。

2012年秋 →台風中止

そしてこの度3度目の挑戦。

 

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雨@明神

 

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当然涸沢も雨。

 

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雨のテラス。。。生ビール!なんて気分にはならない。

 

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翌日も翌々日も雨予報。
 

 

ヤレヤレ ┐(´ー`)┌ マイッタネ

 

とりあえずテント張る。

受付に行くと、貸し出し用の銀マット(厚約10mm)とコンパネがあります。

迷った結果、銀マットを借りました。それでもやっぱり痛かった。
 

雨だから外では何も出来ない。さらにテン場がゴツゴツ。

 

(p_q*)シクシク だから涸沢のテント場はイヤなんだ。

 

 

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もうイイ。山は登らないよ。

 

翌朝、「幸せのテント場」徳澤園に移動したのであった。

 

つづく。

 

 

 

 

 

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2016年8月22日 (月)

2013年夏・双六岳?・その2

前記事: 2013年夏・双六岳?・その1

 

 

★ 2日目 ★

 

初日で体力の限界だったので、縦走はあきらめて翌日はハイキングへ。

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山は眺めるだけにして、お花鑑賞。

 

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この年はバイケイソウの当たり年。

 

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ライチョウ親子砂浴び中@登山道真ん中。

びっくりさせないように、そーっと避けて歩きました。

 

そんな休息的な1日を過ごしても、まったく体調が回復しない。(=食べられない)

翌日に下山を決意。来た道をそのまま戻ります。

・・

・・・

・・・・
 

★ 3日目 ★

 

下山の日。

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快晴。。。とても暑い。

 

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沢で水をかぶるYondaさん。

私もこの時に頭を冷やしておけば良かったね。

この時すでに、色々と億劫になっていた。

ここでの休憩を過ぎて、しばらく・・・

 

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整備された登山道。このときモーローとしていた記憶。

前を歩くYondaさんとどんどん距離が開いていくんだけど、どうでもいい気分。

 

その10分後に沢が現れる。

なにげに頭を冷やしたらキモチイイ。

冷たい水で布を濡らして頭に巻いてみたら、どんどんアタマがはっきりしてきた。

 

「あー熱中症だったんだーアタシー」 

↑ ここで初めて自分の状態に気付くのがポイント。w(゚o゚)wハッ!

 

おそらく、熱中症とか低体温症ってこういう経過で悪化するんだなーと思った。

フツーだったら、「具合悪い、休みたい」ってYondaさんに言うはず。

なのに体調が変なことに対してアクションを起こさない。ボンヤリ歩き続ける。

きっとコレが初期症状。

 

この時は道がよかったから事故にはつながらなかったけど、

周囲の状況によっては事故を起こしていたかもしれないことに気付きました。

 

そうして、アタマがはっきりしてきたら元気になってきた。

 

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わさび平小屋で栄養補給をして、無事に家路へとつきました。

安全第一。無念ながらも勉強になった山行でした。

 

 

■ 完 ■

 

 

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2016年8月21日 (日)

2013年夏・双六岳?・その1

念のため・・・記事を書いている今は2016年です。

なんで今?┐(^-^;)┌

 

記憶力の低下が著しい昨今。ブログにでも書いておかないと忘れちゃうから書いてます。

先に言ってしまえば、今年は槍ヶ岳に登って来ました。

久々に充実した山行になったので、ぜひブログにUPしたい。

でも過去3回分の山登り記事が空白となっている現状もキモチが悪い。。。

 

じゃあ、ざっくり書いておこう!

 

ということで、まずは2013年8月12日~14日のヘタレ登山の記録です。

 

20130812_000

クリックで拡大

登る予定だった山は青字。一つも登らずに下山してます。

初日に双六小屋、二日目以降で鷲羽→水晶→三俣山荘→槍ヶ岳山荘→新穂高温泉。

全行程で3泊4日の計画だったかなぁ。テント泊縦走。

・・・すべてが曖昧な記憶でスミマセン。なにせ、ひとつも実現してないもんで(・・。)ゞ テヘ。

原因は、私の体調不良。

 

計画自体が健脚向けのハードな内容なのに、出発前から風邪気味。

結果、食事がのどを通らず、下山時に熱中症になるというオマケつき。

山をナメてはいけない。 ←ということを学習した貴重な年・・・

 

★ 1日目 ★

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新穂高温泉の登山者用無料駐車場。

ここで前の晩は車中泊。 

この時のスケジュールはお盆休み真っ最中。

高速の渋滞回避、駐車場の確保のために移動は深夜。

午前中に着いたけれど、駐車場に空きはない。午後に再チャレンジして確保。

下山時刻を狙わないと駐車できないほどの混雑ぶり。

ここまでの移動で、登山前だというのにだいぶ消耗してしまった。

翌朝5:30出発

 

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双六小屋のテント場をめざします。

 

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わさび平小屋。

トマトとか果物が冷やされてます。

まさかこの2日後、ヨロヨロの状態からこの果物で生き返ることになるとは。

 

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もうすぐ鏡平小屋。11:45。

すでに疲労困憊。

 

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かき氷で少し元気になる。12:00

 

からの~

 

 

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越えたら、越えたで・・・

 

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テント場が見えて、嬉しいよりも残された距離にショックを受ける。

この時すでに14:45。←すでに8時間行動

 

双六小屋のテント場、推定16:00到着

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まずまずの混雑ぶり。 

 

周囲の人の話で、雲ノ平が混雑してることを知る。「殺気立ってて怖かった」とのこと。

この雲ノ平、私の憧れだったのですが、昨今のテント泊ブームで混雑と知りガッカリ。

 

その後の画像がありません。きっとヘトヘトだったから。

夕飯に、小屋で「うどん」を頂きました。そう・・・ビール飲む元気なかったね。

とにかく休みたかったんだろうな~。

 

2日目へとつづく。

 

 

 

 

 

 

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